練習の虫くんすけ(@kunuke5_com)です。
私は過去にJNCCで、「FUN-C表彰圏外→2年後COMP-Bシリーズチャンピオン」という「超・急成長」をしました。
え!?!?そんなエグイ人いるの!?!?」と思った方へ、私の自己紹介はコチラ
以前に「基礎練」についての記事を書きました。
![](https://www.kunsuke-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/【初・中級ライダー必見】「速くなりたい!」を叶える基礎練の魅力-320x180.jpg)
正直「基礎練」のノウハウについては「上を目指すガチ勢」のみに需要があり、かなりな少数派だと勝手に思っていたので、「これでもか!」というくらい情報を詰め込みまくり、実は有料記事として出そうとしてました。
だがしかし!!
くんすけブログの読者の方が思っていた以上に「基礎練」について興味があるコトを実感しました。
そこで!!
そんな皆さんの気持ちに答えるべく、基礎練で速くなった私が、
全ての知識、ノウハウ、経験談を出し惜しみせず公開します!!!
もちろん無料です!!!!
私の有料、無料の定義は以下の通りとします。
有料:即効性がある、マネするだけ、具体的な数値設定 など
無料:努力が必要、広めたいコト、考え方・思考法 など
基礎練は知識だけでは全く意味が無く、本人が体感してモノにしなくてはならない内容なので無料です。
しかし無料でも有料でも、「速くなりたいエンデューロライダーへ」役立つ情報を伝えたいという、私の信念・理念は変わらないので、同じ熱量で取り組んでます。
くんすけブログを通して、一人でも多くの人が「速くなりたい」という気持ちを実現してほしいと願ってます。
はじめに
「基礎練」といったら「くんすけブログ」
これを浸透させるため全部で5回に分けて、「速くなる」基礎練の極意を皆さんに伝えていきます。
- イントロ編(本記事)
- 速くなる仕組み編
- 外せないキーポイント編
- 取り組み方編
- 注意点編
私はブログを書いていく過程で、ある重要なコトに気が付きました。
私が自己紹介記事を出した後に、師匠がX(旧Twitter)でこのような投稿をしました。
読み出して数行で恥ずかしくなりそっ閉じ…速くなったのは彼の情熱と積み重ねの成果であって僕はもがいてる姿をニチャついた笑顔で見ていただけです。僕より澤木ismを体現してますねー https://t.co/TF8nOObaJx
— Ko.B (@itskobstyle) February 6, 2024
私は師匠から「基礎練の重要性」を教えてもらいました。
そして私の師匠は、「師匠の師匠」に「基礎練の重要性」を教わりました。
「師匠の師匠」はJNCCチャンピオン経験者で、私にとっては「超絶偉大な人」です。
というコトは、孫弟子である私が「基礎練の重要性」について広めることによって、「師匠の師匠の教え」を世に広めるというコトができると気が付きました。
これには背筋がピン!となる思いです。
くんすけの「基礎練」の経験値
では簡単に私の「基礎練」の経験値について書いてみます。
私は一応理系出身なので、数字で表現してみたいと思います。
何度も「くんすけブログ」でお伝えしていますが、私は過去に週5で基礎練に取り組んでいた時期がありました。
もちろん、レース前後、雨や雪などの天候、マシントラブルや整備などで乗れない期間もしっかりありました。
なので、
過去に集中的に基礎練していた時期である「FUN-CクラスからCOMP-Rに途中変更して、COMB-Bシリーズチャンピオンまでの3年間」でかなりざっくり、上記の乗らない期間を考慮して、平均練習回数を週3回として計算してみます。
週3回 × 4週× 12か月 × 3年 = 432回 ≒ 400回
3年間で大体400回くらいとなります。
では、これを一般的な練習量のライダーが、この日数を達成するとなると、どのくらいの期間が必要なのでしょうか?
上記と同じく、乗れない期間を考慮して練習回数を平均週1回とします。
週1回 × 4週 = 月4回
なので、一般的な練習量のライダーが私の経験値まで追いつくには、
400(回) ÷ 月4回 = 100か月
100か月 ÷ 12か月 = 8.3年
なんと8年かかります!!!!
気が遠くなりますね~(笑)
これに、毎回練習ノートを書いて振り返りを行い、疑問点は師匠に色々相談してきました。
私がどれだけ基礎練に取り組み、量をこなしてきたか理解していただけたでしょうか?
なので、大体皆さんが悩んで質問したくなるようなことは、私はほとんど経験済みだと思います。
この点に関しては、胸を張ってふんぞり返って言っておきたいと思います(笑)
ですが、それで私が、
と伝えたところで、
となることは目に見えていますし、週5回の基礎練に「全く再現性がない」ことは充分自覚しております。
また、「コレ必要なかったな~」とか、「遠回りだったな~」とか、ムダをたくさん経験してきたので、その辺も踏まえて解説していきます。
今後予想できるコト
では、皆さんが基礎練を取り組み始めた時、どのようなコトが予測できるのかここで紹介したいと思います。
質問が無限に沸いてくる
私が実際に基礎練を本気で取り組んできた経験上、
基礎練をやればやるほど無限に「疑問点」が出てきます。
これは間違いありません。
ココで断言しておきます。
最近、私が開拓した基礎練エリアでメカニックおやぢがオーバルを始めましたが、年に数回だった質問が、毎週乗る度にされるようになりました。
成長が感じられず悩む
スクールはトップライダーが内容の濃い「スキル」を教えてくれる上、自分の現状のライディングをその場で確認してアドバイスがもらえるので、「即効性」があります。
しかし一人で取り組む基礎練は、ビデオを撮らないと現状を確認できない上、「Youtube動画」で見るような「カッコいいライディングフォーム」とはかけ離れた自分の姿を確認して、その都度ヘコみます。
そして、果たしてやる意味はあるのか?
と取り組むたびにモンモンとしてしまい、いろいろ悩みます。
その上、成長を実感するのにはかなり時間が掛かります。
これは以前にも紹介しましたが、
有意識を無意識化する必要があるためです。
くんすけ質問コーナー開設
疑問点を全て網羅する記事に仕上げるのは、人それぞれ段階に違いがありますし、現実的に不可能です。
なので、「速くなる」基礎練の記事を書いている私に質問したくなると思います。
既に何名かの方から「基礎練」についての質問をいただき、そのつど時間を掛けて丁寧に答えて対応しました。
しかしコレが「何十名」にもなったら、対応しきれないことはないですが、嬉しい反面、かなりな時間を割くことで生活を圧迫してしまうコトになります。
一方、せっかく自分に質問してくれたのだから「全力で答えたい」という気持ちもあります。
そこで、有料の「くんすけ質問コーナー」を開設したいと思います。
コレは簡単に言い換えると、
私でいう師匠の代わりを、皆さんに対して行います。
つまり、
師匠に色々してもらったアドバイスを元に、私の経験と照らし合わせながら、皆さんに対して個別にアドバイスする
というコトです。
ある一定のハードルを設けないと、現在のような「誰でもやろうと思えば気軽に質問できる」状況だと、昔の自分なら「無限に沸く質問を、無限に送りつける」と思います。
現段階のプランを以下にまとめます。
- 費用:1回1000円
- 質問方法:X(旧Twitter)の「練習の虫くんすけ #05」に「質問希望」とDM。その後、決済ページを送ります。
- 返信:2往復まで(私が2回返信:大体2往復で解決してます)
- 返信期間:原則24時間以内
- 内容:なんでもOK(私の経験、師匠からのアドバイスに基づいて返信)
くんすけ質問コーナーの強み
では、くんすけ質問コーナーの強みを3つほど紹介してみます。
ココでは恐らく一番利用目的が多いと思われる、「基礎練」についての強みです。
強み①実際に「基礎練で上達した人」に聞ける
コーナリングの技術的な面を教えてくれるライダーは数多くいると思います。
しかし、実際に「基礎練で上達した」エンデューロライダーの数は全国的に見てもそう多くなく、トップライダーのほとんどが「幼少期からモトクロスをして勝ち抜いてきたエリート」です。
技術的な面に関しては、まだ私も発展途上ですし、まだCOMP-Aシングルレベルなので私から伝えるつもりはありません。
ですが、基礎練に取り組んで、上達する過程で悩んだこと、体験・体感したこと、方向性や成長の流れなど、「実際に基礎練で上達した」私にしか語れない内容は、それはそれは山ほどあります。
そして、自分の成長過程を振り返れば、「今その人がどのような段階にいるのか」というのが良く分かります。
その当時の自分にアドバイスをするようにすれば「その人の段階に合った適切なアドバイス」をすることが出来ます。
ココで「その人の段階に合った適切なアドバイス」という話を掘り下げます。
くんすけの経験談
私は師匠から基礎練の意義を教わり、取り組み始めました。
なので、私は質問する相手がしっかりいて、その都度疑問点は師匠に質問してました。
色々質問する中で、「その時理解する」内容もあれば、「言っている単語は分かるけど内容が理解できない」というコトがありました。
数年前にもらったアドバイスの内容の意味がようやく分かったというコトがチョイチョイあります。
私の師匠は語彙力が高く、文章能力もあるので分かりやすく毎回説明してくれますが、それでもその現象はおきます。
これは何故起こってしまうかというと、こういうことです。
言っている単語は分かるけど内容が理解できない = その人がまだ理解できるレベルに達していない
コレは、バイク雑誌の「ライディングテクニックコーナー」でも同じことが言えます。
中級者の頃によくわからなかった内容が、上級者になり意味が分かるコトが度々ありました。
私は過去に、バイク雑誌の「ライディングテクニックコーナー」の部分を切り取り、ファイリングして集めてました。
トイレに置いたり、トランポに置いてみたり、現在の課題を解決すべく頻繁に確認しながら練習に取り組んでました。
私はこのような経験を通し、自分のことを振り返りつつ、「その人がまだ理解できるレベルに達していない」という部分を補正しながら、アドバイスしていこうと思っています。
コレはひじょーーーーーーーーに重要なポイントです。
強み➁感覚を「言語化」するのが得意
私は週5で基礎練に取り組んでいた頃から、その日に感じた内容、疑問点、課題などを練習ノートに書きこんでいます。
今も毎回欠かさずにです。
それは1ページに収まる日もあれば、3ページに及ぶときもありました。
そして、次の日またその内容を振り返った上で練習に臨んでました。
![](https://www.kunsuke-blog.com/wp-content/uploads/2024/03/img_1_1710195400849-1024x768.webp)
いわゆる、PDCAサイクルを回しまくっておりました。
その甲斐あって、感覚を「言語化」する能力が長けております。
以前ライディングフォームについての記事を書きました。
![](https://www.kunsuke-blog.com/wp-content/uploads/2024/01/【実体験】ライディングフォーム改善に必須な「超・重要」な考え方-320x180.jpg)
この中で紹介した「力の入れ方」は、まさに練習ノートを書きまくってきた過程で気が付いた内容です。
皆さんにも「なんか今日調子がよい!乗れてる!!」という日があると思います。
では、それが何故乗れているのか?どこをどのような感覚で、どこに自然と力を加えて乗っているのか考えたことはあるでしょうか?
いわゆる「再現性」のある方法を探すというアプローチです。
「調子が良い」というコトは、「力の入れ方が合っている」というコトです。
基礎練はそのコツを探す作業です。
コレは、ほんっっっっっっっとーーーーーーーに一筋縄ではいきません。
メチャクチャ調子が良くて「世紀の大発見」をしたつもりテンションアゲアゲで帰って練習ノートに詳細をまとめて、いざ次の日やってみると全然出来なくて調子悪いというのが、それはそれは数えきれない程ありました。
私はこのアプローチを、週5回基礎練し、師匠にアドバイスをもらい、ネットで検索し、Youtubeで動画を見まくりながら、毎日毎日続けました。
週5で乗っていましたが、恐らく「考えている時間」の方が圧倒的に多かったです。
自分で言うのもなんですが、「基礎練」で悩み倒してきました。
強み③分かりやすく伝える意識をしている
私は以前も紹介したように「週7読書するマン」なので、文章に触れる機会が読書をしない人と比較すると圧倒的に多いです。
そして、ブログに関する書籍、SNS関連の書籍、WEBライディングの書籍などの読んで現在も勉強を続けており、「分かりやすく伝える」努力をしています。
読書自体は大学生のころからずーーっと続けているので、沢山の文章に触れてきました。
なので、「質問に対して、分かりやすく回答する」というコトに関しては自信があります。
おわりに
今回は「イントロ編」というコトで、実際に皆さんが基礎練を取り組み始めて起こり得るコトや、これから開設予定の「くんすけ質問コーナー」の強みについて紹介しました。
- 質問が無限に沸いてくる
- 成長が感じられずに悩む
- 実際に「基礎練で上達した人」に聞ける
- 感覚を言語化するのが得意
- 分かりやすく伝える意識をしている
正直、私自身は皆さんが「くんすけ質問コーナー」を利用しなくても全く困りませんが、疑問点を解消したり、方向性を正すことで、より上達を加速させることが可能です。
また、誰かに報告したり聞いてもらったりすることで、モチベーションアップにつながります。
私も師匠に色々アドバイスをもらえていなかったら、間違いなく今のレベルにはいません。
私は師匠に「速くなった!と褒めてもらいたい&追いつきたい」で、今でも基礎練をやりまくっております。
この記事が少しでも「速くなりたいエンデューロライダー」の皆さんに参考になれば嬉しいです。
つづく。