MY2020~2024モデルまでのYZ250FXユーザーの皆さん、マップは自分でイジってみたことはあるでしょうか?
よく分からないから全ての数値を「0」にするゼロマップを使っている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
私も試しにゼロマップを使ったことがありますが…
となったのをよく覚えています。
もちろん、わたし自身もマップ作製については全くわかりません。
ですが、スーパーメカニックおやぢは車のフルコンを使いこなす「その道15年のベテラン」です。
以前に、
とコメントしていました…(笑)。
そんなスーパーメカニックおやぢと、400時間以上YZ250FXに乗った私が二人三脚で作り上げた、通称「くんすけマップ」を公開します!
パワーアップを狙い20万~30万もする社外製フルエキゾーストに交換するなら、ノーマルマフラーで「くんすけマップ」を入れた方が明確にパワーアップします!
乗り継いだYZ250FX
私はYZ250FXを2017年式、2020年式、2022年式と3台乗り継ぎました。



特に2020年式から車体が大幅に変更が加えられ、最初乗ったときは、
と、まるで全く別のバイクに乗った気分になり、衝撃を受けたのをよく覚えています。
色々な要素が重なって2020年に急激に成長した結果、COMP-Bクラスシリーズチャンピオンとなりましたが、この2020年式YZ250FXのお陰であると言っても過言ではありません。
そして、2020年式は一年間で走行時間が180時間、2回ほどエンジンをオーバーホールして、2年ちょっとで結局300時間以上乗りました。
その後、2022年式を100時間程度乗り、合計400時間以上となりました。
2017年式でもパワーチューナーでマップ変更していましたが、アクセル全開にできなかった上に自分のレベルも低くて、300時間近く乗りましたが正直よく変化が分からなかったです…。
2017年式の時間も合わせるとYZ250FXに700時間以上乗ってますね…(笑)。
二人三脚で作成したマッピング
冒頭でも紹介したように、私はスーパーメカニックおやぢにマップを作ってもらっていました。
この頃は平均週4回程練習していた時期だったので、いろいろな種類のマップを作って試す機会が、たくさんありました。
こんな感じなやり取りを何十回も重ねました。
モトクロスでは「GET」や「ボルテックス」などといった「超高額」な社外製ECUを使用したり、マップを作製出来る専門家の方がいると思いますが、エンデューロの一般ピーポーが実践的なマップを仕上げるのは、かなーーり難しいと思います。
フルコン歴15年
この記事を書くにあたり質問してみました。



これほどマニアックなコトをしていたのか!と驚きました…。
コレを聞いてしまうと、確かにパワーチューナーはいじれる所が少なすぎる上に日本語表記なので、だいぶイージーモードですね(笑)。
既存マップ
もちろん既存のアプリ「Power Tuner」に入っているマップを全て試してみました。
ざっくり過去の私が使った感想です。
- 「ハイレビング」→ モトクロスコースではよいが、エンデューロコースではピックアップが良すぎて疲れる。
- 「トルキー」 → 回転が上がりきらないエンデューロコースでは良いが、直線区間で回転がすぐ頭打ちになり、加速しにくい上に遅い。
- 「マイルドパワー」 → 遅すぎて話にならない(笑)
- 「MXパワーフィーリング」 → 回転が上がりやすくて走りやすいが、低中速のトルクが無さ過ぎる。
※現在のアプリでは、「ハイレビング」→「高回転」、「トルキー」→「トルク」と表記が変わりました。
「COMP-Bクラスのライダーを想定して作られたマシン」という文言をネットで見つけましたが、「ハイレビング」では当時のCOMP-Bの私には使いにくく、「トルキー」では遅すぎて、その中間くらいのマップが欲しいと感じ、スーパーメカニックおやぢと「マップ製作」が始まりました。
2gen YZ250FXインプレ「新たな評価軸が必要だ。セローなみにも、モトクロッサーなみにも変幻自在なのだから」
マップが完成して急成長
そしてある日。
このマップが大当たり。
と興奮したのをよく覚えています。
2020年はコロナ騒動でJNCC開幕戦をスキップしたため、熊本戦が中止になった影響もあり、7月のジョニエルG(爺ヶ岳)が私の開幕戦となりましたが、ここから快進撃が始まります。
- R1 サザンハリケーン大阪 欠場
- R2 ジョニエルG 優勝/20位
- R3 ドリーミンほうのき 3位/37位
- R4 神立スノーリゾート 優勝/25位
- R5 ビックディア広島 5位/33位
- R6 ワイルドボア鈴蘭 優勝/14位
- R7 オータムハリケーン大阪 優勝/29位
- R8 EDXオフビ 2位/34位
この苦労して作り上げた「くんすけマップ」が自分をCOMP-Bシリーズチャンピオンに導いてくれました。
マディ用マップも同時に、ホームコースであるX-PARK勝沼、マディコンディション時の通称「チュル沼」で実際に使用しながら微調整を加えて作成しました。
その甲斐あり、マディコンディションとなったR2のジョニエルG、R6のワイルドボア鈴蘭は2位に1周差を付けて、ぶっちぎりクラス優勝を達成しました。
よって、いくらドライコンディションで「調子よい」と思えるマップでも、マディコンディションでいきなりダメダメになるマップでは意味がありません。
その点、私が膨大な時間を掛けて完成させた「くんすけマップ」は、ドライでもマディでも問題なく走りやすいマップで、レースで実際に使用して確認済みです。
また、「くんすけマップ」は数名の方に教えて使用してもらってますが、私が使用していたCOMP-B・COMP-Aだけでなく、FUN-D、FUN-C、FUN-B、COMP-Rの全てのライダーから「乗りやすくて速い」という感想をもらってます。
更に、私が乗っていた2022年式YZ250FX(※今はサクラエキゾーストのフルエキ装着)を現在乗っている林道ライダーのスーパーメカニックおやぢでさえも、
と言っています。
このようにエンジンをそれほど回さなくても乗りやすい&もちろんエンジンを回すと速いので、ライダーのレベル問わず、林道でもモトクロスコースでもエンデューロコースでも走りやすい上に、マディにも強いマップとなってます。
くんすけマップ改良

すこしまえの話ですが、メカニックおやぢがサクラエキゾーストを購入しました。
ノーマルエキゾーストから変更して「くんすけマップ」を使用して走行してみて、
と取り付けたときに言っておりました。
そのあと山へ走りにいってみると、以前はかんたんに登れていたヒルクライムや難所で「ちょっと乗りにくいかな?」という場面が出てきたそうです。
そこでいったん、ノーマルマフラーに戻して太い低速トルクを体感し、再度サクラエキゾーストに戻してまたマップ改良することになりました。
そして低速トルクが太い社外製エキゾースト対応の「くんすけマップ改」が誕生しました!
社外製エキゾーストはパワーを出すのに抜けをよくする必要があり、低速トルクが犠牲になりがちです。
エンデューロをやるうえで、低速トルクを犠牲にしてしまうのは死活問題です……。
というあなたに、この低速トルクがあって上まで使える「くんすけマップ改」をオススメします!
メカニックおやぢVORTEXを買う

メカニックおやぢがVORTEX(YZ250F 21-23)を中古で手に入れました。
使ってみたいという気持ちがあるものの、高すぎて手が出ないかたが多いのではないでしょうか?
それに、モトクロスライダーならまだしも、エンデューロライダーでVORTEXを使用したことあるライダーはすくないと思うので、くわしく紹介したいと思います。
VORTEXの特徴
VORTEXの特徴は以下の通りです。
- ボトムエンドのパワーとスロットルレスポンスの向上
- 改善されたトップエンドとオーバーレブパワー
- パワー点火と燃料マッピング
- 音響規制を満たすためのDBアシスト
- トラクション – トラクションとスロットル制御のためのスタートマップとエンデューロマップ
- より高い回転制限
- 燃料噴射タイミングを進化させ、霧化とレスポンスを向上
- デュアルインジェクター対応
- マルチ機能ポート – 必要に応じて、ボルテックスマップスイッチ、2番目のインジェクター、またはスピードシフターを追加できます。
- 高度なローンチコントロールアルゴリズム – 最大限のトラクションコントロールのためにプロライダーによってテスト済み
- ローンチコントロールとDTC(ダイナミックトラクションコントロール)はすべて、標準のハンドルバーモードスイッチを使用して起動します。

写真のような形で、車体に取り付けます。

写真のように調整できるつまみがあり、左から「低速域・中速域・高速域」のパワー設定が変更でき、いちばん右で「マップの種類」を変更することができます。
調整方法まとめ
- パワー設定は5を中央値として、0~9まで数値変更が可能
- パワーマップ・エンデューロマップ・サンド用マップがあり、ぞれぞれに「社外製エキゾースト用・ノーマル用」がある
- 他にもベース燃料マップ・ニュートラル燃料マップがある
そして、わたしがいちばんビックリしたのが、すべてのマップでトラクションコントロールのON・OFFができるという点です。
2025年式YZ250FXに採用されたトラクションコントロールが、それ以前のモデルで使えるというのは大きなメリットに感じました。
VORTEXマップと「くんすけマップ」を比較
ここからが本題です!
一番気になるのが「実際に使ってみてどうだったか?」という感想だと思います。
使ってみたマップは、社外製マフラー用のパワーマップとエンデューロマップです。
結論的には、「くんすけマップ」と「パワーマップ」が同じ方向性のマップであり、大きな差はありませんでした。
ただし、数値が標準から+1の状態で乗ったので、最大値の+4にすればVORTEXマップの方が速いと思います。
また、VORTEXの方がマップの回転数の繋がりが細かいため、スムーズに回転が上がる印象でした。
エンデューロマップもありますが、こちらはすこし「もっさり」しており、「くんすけマップ」と比較して乗りにくく感じました。
トラクションコントロールはマディで乗っていないため分かりませんが、凍結した河原で乗った印象だと、空転せずにしっかりトラクションして前に進んでくれました。
ここでわたしが一番伝えたい内容としては、定価で10数万もするめちゃくちゃ作りこまれたVORTEXのマップと、わたしとメカニックおやぢで400時間以上かけて試行錯誤して作りこんだマップに大きな差がなかったという点です。
速くなりたいからと12万かけてVORTEXを買うのはかなりハードルが高いですが、「くんすけマップ」なら10分の1以下の値段で、同じような「速いマップ」が手に入ります。
くんすけマップ公開
読者の声
出場レース:JNCC COMP-Rクラス
ドライ用マップ使用です。
MY20で今まではトルクマップで乗っていましたが、
エンブレの効きが弱くなった影響か、
出場レース:JNCC FUN-Dクラス
MY22にて使用です。
マップはよく分からないので「オール0」のマップを使っていましたが、記事のマップを使ってみて、最初は思ったよりも加速してコースアウトしました。慣れてきたら普段より1速高めのギアを使えるようになり、以前よりも速く走れるようになりました。
良いマップを教えていただきありがとうございました。
出場レース:JNCC FUN-Cクラス
2020年式で使用しました。
マップはとても速くて、使い始めて次のレースでいきなり10位以内の成績を出すことができました。ゲレンデなどでもしっかり加速してくれるのでとても気に入っています。
マディでも「あれ?ちょっと上手くなった?」と錯覚する程、走りやすく感じました。
ありがとうございました。
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