くんすけ@練習の虫(@kunuke5_com)です。
私は過去にJNCCで、「FUN-C表彰圏外→2年後COMP-Bシリーズチャンピオン」という「超・急成長」をしました。
え!?!?そんなエグイ人いるの!?!?」と思った方へ、私の自己紹介はコチラ
皆さんは「メンター」、いわゆる師匠的存在はいるでしょうか??
自己啓発本にもよく登場するこの「メンター」という言葉。
私は昔、自己啓発本を読みながら、
このように思っていました。
私たちがやっているオフロードバイクのエンデューロでは、幼少期にモトクロス経験が無い大人から競技を始めた人で速くなってきた人は、大抵「メンター」が存在していると思います。
メンターと呼ばないまでも、必ずそのグループには「速い人」が居て、その人と一緒に走ったり行動したりすることで要素を吸収して「上達」していきます。
周りにいるライダーのレベルで、その人のレベルが決まってしまうと言っても過言ではありません。
という声が聞こえてきますので…(笑)、私が「師匠と一緒に行動するまでの流れ」や、「メンターの重要性」を紹介していきたいと思います!!
師匠と行動するまでの流れ
私の師匠は皆さんご存じの通りですが、最初に話してから一緒に行動するようになるまでの流れを振り返ってみたいと思います!
これから「メンター」を見つけるにあたって、何かヒントになればと思います。
初対面の日
今でもよく覚えているこの日。
私がX-PARK勝沼に練習に通うようになって少し経った頃、WEX勝沼が翌日に迫る前日、私は普通にコースに練習しに行きました。
そしたらコースオーナーに、
と言われたので、そのまま参加してみるコトに。
そして、WEX勝沼の実践セクションスクールに師匠登場。
私の師匠を見た時の正直な感想としては、
この時の参加者は20~30人程度とそこそこ居て、自走で設定されたコースを案内してもらい、エンデューロコースのヒルクライムを何回か練習して終了という感じでした。
そしてスクールが終わって、意を決して話しかけに行きました。
という感じで内容を詳細には覚えてはいませんが、「ありがとうございました」的な挨拶から始まり、そこそこ長く会話しました。
確かこの時に「年齢」や「スポーツは何をしていたか?」とか聞かれて答えた記憶があります。
そして師匠の実践セクションスクールのお陰で、翌日のレースで120Cクラスで初優勝するコトがデキました。
当日も師匠に、
とお礼を言いに行ったのを覚えています。
大ケガして戦線離脱
その後、レース会場で会えば挨拶するようになり、ここ数年レースを開催されていない「ほうのきスキー場」の初開催の時、一緒に食事に連れて行ってもらいました。
その前後あたりでFacebookで友達申請をし、メッセンジャーでやり取りしたりもしました。
そしてレース1年目にして前回紹介した大ケガを経験するコトになります。
私が大ケガをした当日、師匠はマーシャルをしており、私のケガの様子を目撃していたので後日電話を掛けてきてくれました。
前回も伝えたようにこの大ケガによってメンタル的には大分「引け腰」になってしまい、気持ちはレースからかなり離れてしまいました…。
その後も会場で会ったら挨拶したりたまに連絡を取り合うコトはありましたが、一緒に行動するまでしばらくの期間がありました。
行動を共にし始める
そして私がFUNクラスからCOMPクラスに転向した年である2018年から、師匠が練習に誘ってくれるようになり、一緒に練習をするようになりました。
師匠は私がJNCCに出始めてからずーーっとサポートライダーとして、レース会場ではワークスパドックにバイクを預けていた状態だったので、最下層の私はもちろんパドックを共にする機会はありませんでした。
しかし、その年は師匠は一般パドックにバイクを置くようになっていたので、2018年の6に開催されたジョニエルG(爺ヶ岳)から行動を共にするようになりました。
正確には、一緒に行動してもらえるようになったという感じです。
WEX勝沼のセクションスクールで出会ったのが2015年なので、一緒にレース活動するようになるまで3年もの月日が流れていました。
今思うと、私が大ケガしてレースに対するモチベーションが下がってしまってから、再び上を目指そうと覚悟を決めたタイミングだったので、自分は本当に運が良かったと思っています。
メンターを持つメリット
私の思い出話はこれくらいにして…(笑)
ココからが今回伝えたい話です。
くんすけ的「メンターを持つメリット」は以下の4つです。
成長度合いが変わる
この要素が一番大きいと個人的には思っています。
私も師匠に色々教わるようになってから明らかに成長角度が急上昇しました。
スーパーメカニックおやぢにも、
と言われています。
やはり同じ内容を教わるにしても、「誰に教わるか?」がとても大切になってくると思います。
「速い人」=「教えるのが上手い」とは限らないので、その点はもはや「運」となってしまいます。
私はラッキーなコトに、教えるのが上手で言語能力のある師匠に恵まれたので乾いたスポンジのごとく、今も色々と吸収させてもらっています。
また身近に速い人が居ると、「頑張って追いつくぞ!」という精神状態となり、練習を更に頑張るようになります。
時短になる
皆さんも経験があると思いますが、「うわ~失敗したな~」という経験。
メンターが居ると色々と質問をすることが可能です。
なので、「これはどうなんだろうか?」という内容を失敗する前に聞くことが可能となります。
コレは結構大きく、一人だと試してみるしか選択肢にありませんが、メンターが居ると「質問してみる」というコトが選択肢に加わります。
結果的に、遠回りすることなく「良いor悪い」を判断するコトができるので、かなりの時短となります。
「当たり前」を知れる
「速い人」の当たり前は、「遅い人」にとって当たり前ではありません。
なので、いかに「速い人」の当たり前を知るかが上達するにおいて重要となります。
走り方にしても、マシンセッティングにしても、練習方法にしても、「速い人」は速い人なりの理由が必ずあります。
それをドンドン教えてもらって吸収するコトで、自分もその「速い人」に近づいていくことがデキます。
モチベーションになる
言い方が難しいですが、このポイントはかなり助けられているというか、活用しています。
なんせ今現在もなお、師匠を一生懸命追いかけているのですが、いくら練習をしまくっても何一つ上回るコトがデキていません。
その「追いつきたい!」というのが根っこにあるので、それ自体が強いモチベーションとなってます。
もちろんモチベーションが低下してしまい、レースから離れようと思ったコトは何度もありますが、その度に師匠に相談して、その時の自分に適切なアドバイスをしていただいたので今もレース活動を続けるコトがデキています。
おわりに
今回は成長角度が急上昇!?メンターを持つ「4つ」のメリットというコトで、「師匠と行動するまでの流れ」と「メンターを持つメリット」を紹介しました。
メンターを持つメリットは以下の4つです。
また、私が師匠と出会って行動を共にするまでに行った行動としては、以下の3つです。
最後に重要なコトを言いますが、アドバイスをもらったコトは必ず実行してみましょう!
次に会う機会に「こないだ教えてもらったことをやってみたのですが…」と自らアプローチをすることで、更にアドバイスをもらえる可能性があります。
今回の内容は、「運やめぐり合わせ」な部分が強いですが、1人で練習したり活動したりしている方は、是非勇気を振り絞って行動してみてください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。