私は過去にJNCCで、「FUN-C表彰圏外→2年後COMP-Bシリーズチャンピオン」という「超・急成長」をしました。
「へぇ~!そんなエグイ人ほんとにいるの!?」と思った方へ、私の自己紹介はコチラ
皆さんは速くなりたいのに、モチベーションが下がって悩んだことはありませんか?
このような感じではないでしょうか?
私もモチベーションが下がってしまい、めちゃくちゃ悩んでいた時期が何度もありました……。
そんなとき毎回のように師匠にアドバイスをいただき、なんとかレース活動を6年以上続けることができています。
私は師匠がいることで継続することができましたが、「やる気MAX」だったのにレースから離れていってしまった人をたくさん見てきました。
特にCOMP-Aクラスに昇格してからは「ひとり、またひとり」と離れていき、同期昇格組でレース活動を続けているのは「自分のみ」となりました。
私はモチベーション低下問題をなんとか乗り越えてきたといっても、過言ではありません。
そんなモチベーション低下で悩み倒していた私が、モチベーションが下がるタイミングを紹介したいと思います!
記事は以下の方に参考になります。
- いまモチベーションが下がっている方
- モチベーションが下がるタイミングを知りたい方
- モチベーション維持のポイントを知りたい方
速くなるのに「モチベーションの維持」は必須
記事を読んでいる方のほとんどが「少しでも速くなりたい」という気持ちがあると思います。
速くなるのに、モチベーションの維持はとても重要です。
なんて聞いたことありません。
逆にいたら教えてください(笑)。
モチベーション維持が重要な理由は以下の通りです。
- モチベーションがないと練習に取り組めない、
- モチベーションがないと努力することが難しい
- モチベーション低いと「急成長」は絶対ムリ
モチベーションがないと練習に取り組めない
速くなるには継続した練習が必須です。
1日だけ思い切り練習しただけでは不可能です。
過去6年間で平均エンジン稼働100時間以上を継続している私は、「それはそれは」数えきれないほど思ったことがあります。
無理やり練習に行ってみるものの、もちろんそんな気持ちでは「よい練習」ができるはずありません。
モチベーションがないと努力するのが難しい
努力するにはある程度の「気持ち」が必要となります。
「努力すること」を習慣にしてしまえばよいですが、そんな簡単ではありません。
確かに短いスパンで見れば影響は少ないですが、速くなるには地道な積み重ねが欠かせません。
地道な努力を積み重ねていくには、モチベーションがないと厳しいです。
モチベーションが低いと「急成長」はムリ
急成長するには夢中になる必要があります。
夢中なときは、モチベーションが高い状態と言えます。
頭の中がバイクでいっぱい。
いや、頭の中がバイクな状態(笑)。
夢中なときは「モチベーション」なんて言葉はまったく気にせず、とにかく「練習したくてしょうがない」という気持ちになります。
自然と練習量がおおくなり、スクールや練習会に参加しようとする気持ちも芽生えます。
急成長には「モチベーションが高い」ことが必須となります。
モチベーションが下がったタイミング
私が経験してきたモチベーションが下がったタイミングを紹介します。
以下の5つです。
- 成長が感じられないとき
- レース成績が悪かったとき
- 自分より後に始めた人に負けたとき
- 資金繰りがきびしいとき
- バイク以外がうまくいっていないとき
成長が感じられないとき
私は自己紹介でも説明したように、師匠のご指導のお陰でCOMP-B時代で「急成長」を経験しました。
「この調子でガンガン成長して師匠においつくぞ!」と継続して努力し続けましたが、想像をはるかに超えるくらい成長できませんでした。
現在ではCOMP-Aで上位入賞できるようになりましたが、どんだけ頑張っても入賞するかしないかの10位前後をしばらくウヨウヨしていました。
レースの成績が悪かった時
レース結果に一喜一憂しない。
このように言われた方、思っている方がいるかもしれませんが、それってムリくないですか?
私はしっかりヘコみます。
努力が結果に結びつかなかったり、予期せぬアクシデントが起こったり、自分の思うようにならなかったり。
私はポジティブなので立ち直りが早いですが、モチベーションが下がった状態をかなり引きずった時期もあります。
自分より後に始めた人に越される
この経験がある方は多いのではないでしょうか?
COMP-Aに昇格したての頃は自分が「ルーキー」なので少なかったですが、全国は広くてどんどん「速いライダー」が誕生していきます。
10代、20代のライダーは成長速度がはんぱないです。
そのようなライダーたち全員に勝つなんて不可能とは分かっていますが、当事者となるとわからないもんです。
自分も「思わせる側」にいたかもしれませんが、当事者になるとモチベーション下がってしまいがちです。
資金繰りがキビしいとき
オフロードバイクのりは「余裕のあるお金持ち」がおおい印象ですが、私はけっしてそんなことはなく、いっつもギリギリな状態で活動を続けています。
資金繰りが厳しいときは「練習する」という気持ちよりも、「お金どうしよう……」という気持ちが優先してしまいがちです。
と言われたらおしまいですが(笑)、モチベーション下がるタイミングです。
バイク以外がうまくいっていない
レース活動するにおいて、仕事環境や家庭環境はとても大切な要素です。
私は以前、家庭をかえりみずにバイクに乗りまくり、引退の危機を迎えた経験があります。
引退の危機!?「家庭」と「レース活動」の両立を志したキッカケ
私の場合、仕事は残業無しの定時終わりでしっかり休みも取れるので問題ありませんが、仕事が忙しくてレースに出られないどころか練習すらできない方もいると思います。
すべて順調!という環境は難しいですが、何かしらに問題があるとモチベーション低下につながります。
モチベーション下げない考え方
となっていると思うので、ポイントを紹介します。
以下の3つです。
- 高め横ばいではなく、「下げない工夫」をする
- 頑張りすぎると下がりやすい
- 周りと比べるとつらくなる
高め横ばいではなく、「下げない工夫」をする
モチベーションの「高め横ばい」は理想的な状態です。
しかし紹介したように、モチベーションが下がる要素がたくさんあるため、なかなか実現が難しいです。
それよりも再現性が高いのが「下げない工夫」をすること。
というバイクとの付き合い方を見つけることをオススメします。
頑張り過ぎると下がりやすい
このような取り組み方をすると、何かしらのアクシデントがあると急激にモチベーションが下がります。
頑張り過ぎている状態というのは、無理している状態とも言えます。
短期間でみれば多少の無理は対応できますが、それを継続しつづけるとなるとかなり厳しいです。
なのでやる気マックスでは長続きしないので、自分なりの「無理しすぎないけど頑張れる」という、さじ加減を見つけて継続可能な取り組みを続けることをオススメします。
周りと比べるとつらくなる
師匠に教わるまえは、JNCCのリザルトを眺めながらよく思っていました。
しかし成長速度はひとそれぞれ違います。
今の頑張りをつづけていれば、もしかしたら来月急成長するかもしれません。
大切なのは「継続をやめないこと」です。
周りと比べてモチベーションを下げてしまうのはもったいなく、極論を言ってしまえば自分の成長とは関係ありません。
分かっていてもどうしても比べてしまいがちですが、自分のモチベーションを下げないためには、「周りと比べない」というマインドも必要となります。
おわりに
今回は避けるの不可能!?「モチベーション」が下がるタイミング5選という内容で、私の経験をもとに、モチベーションが下がったタイミングやモチベーションを下げない考え方を紹介しました。
モチベーションが下がったタイミングは、以下の5つです。
モチベーションが下がったタイミング
- 成長が感じられないとき
- レース成績が悪かったとき
- 自分より後に始めた人に負けたとき
- 資金繰りがきびしいとき
- バイク以外がうまくいっていないとき
モチベーション下げない考え方は、以下の3つです。
モチベーション下げない考え方
- 高め横ばいではなく、「下げない工夫」をする
- 頑張りすぎると下がりやすい
- 周りと比べるとつらくなる
今回の内容がモチベーション低下に悩んでいる方に参考になれば嬉しいです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。