ノウハウ

【初・中級者必見】教わり上手になる!「バイクの質問」3つの心得

こんにちは。

練習の虫くんすけ(@kunuke5_com)です。

皆さんは速いライダーに質問して内容がイマイチわからなかったり、言っている単語は理解できるけど内容がよくわからなかった経験はありませんか?

 

ライダーA
ライダーA
あの人は感覚ライダーだからな~

 

ライダーB
ライダーB
「アクセルをグわっと開けて、ポンと行く」って擬音で言われてもなぁ~

 

「速い人達は深く考えずに「感覚」で乗っているから仕方ない」などの会話が、至るところで繰り広げられていると思います。

 

くんすけ
くんすけ
私も過去に「しっかりバッチリ」そのように思っていた一人です。

 

しかし実際にJNCC COMP-Aに昇格して上級者となり、私も「感覚ライダー」の一員となった経験により(今はチョーー感覚で走ってます)教わる側の教わり方、「質問の仕方」や「受け取り方」にも問題があると分かりました。

そして、速くなればなるほど「走り方」に色々な引き出しがあり、「感覚ライダー」の一言では済まされない程、メチャクチャ考えながら走っています。

せっかく周りに自分より速い人がいて質問できる環境があるのに、「あの人は感覚ライダーだからな~」で終わらせるのは機会損失であり、「もったいない!」です。

今回は私の経験も踏まえて、教わり上手になる!「バイクの質問」3つの心得を皆さんと共有したいと思います。

この記事は以下の方に参考になると思うので是非最後まで読んでみてください。

  • 速い人に自分に合った効果的なアドバイスをもらいたい方
  • 知り合いに速いライダーが居る方
  • ライディングスクールに参加してみたい方

 

「バイクの質問」3つの心得

以下の3つとなります。

3つの心得
  1. 教えてくれる内容を掘り下げる
  2. 今意識しているコトに注意
  3. 自分の段階に合ったアドバイスをしてもらう

 

くんすけ
くんすけ
「教わり上手」になりましょう!順に解説していきます!!

教えてくれる内容を深く掘り下げる

私の実体験

JNCC FUN-Cクラスを走っていた当時、師匠にこのように質問しました。

 

くんすけ
くんすけ
基本フォーム って、シートのどこに座ればよいんですか?

 

すると師匠は、

 

師匠
師匠
んー、座りやすいところ!

 

くんすけ
くんすけ
分かりました!(イヤイヤ、全然わからないんですけど(笑))

 

この時は、私が師匠を「感覚ライダー」だと思ってしまっていたため、それ以上深く聞かずに終わらせてしました…

しかし、この「座りやすいところ」というのが正しいことが今なら分かります!

 

 

基本時に「バイクの中心に乗る」のは「ステップの真上に乗る」のが正しいと言われます。

YZ250FXだとシートの赤丸の部分であり、座りやすくクボんでます。

そうです。

ココが座りやすい所です!!

なので、師匠は当時の私の質問に対して、「適切なアドバイス」をしてました。

掘り下げ方

こう返答するのが当時の正解でした。

 

くんすけ
くんすけ
それってどの辺ですか?実際に見せてもらってよいですか?

 

と言い、座る箇所を見せてもらう。

そして更に、実際に自分がバイクに座ってみて、

 

くんすけ
くんすけ
この辺に座るで合ってますか?

 

と見てもらった上に、自分で「体感」します。

これがメチャクチャ大切です。

今回紹介したのは「座る位置」ですが、コーナリング等のライディングスキルを質問するときは、以前の記事でもお伝えしたように、形だけでなく「力の入れ方」も同時に聞きます。

【実体験】ライディングフォーム改善に必須な「超・重要」な考え方ライディングフォームに悪戦苦闘した経験談を元に出した結論を書きました。...
  • 分からないまま終わらせずに聞き直す
  • 実際に見せてもらう
  • 自分がやってみて合っているか見てもらう

 

速い人を「感覚ライダー」と思う「先入観」を同時に捨てることが重要です!!

「今意識しているコト」に注意

コレがやってしまいがちな落し穴です。

例えば、昔の私が今の私に質問するとします。

 

昔のくんすけ
昔のくんすけ
コーナリングで意識しているコトって何ですかー?

 

くんすけ
くんすけ
なるべくアクセルの開け始めを早くすることかなー

 

昔のくんすけ
昔のくんすけ
なるほどなるほど。

 

となり、昔の私は実際にやってみます。

 

昔のくんすけ
昔のくんすけ
え!?全然出来ないんですけど…

 

それもそのはず。

この今の私が答えた内容は、「今の私が意識している」ポイントだからです。

「無意識領域」で出来ていることを考慮しておらず、アクセルを早めに開けたいなら早めに「アクセルを開けられるフォーム」を作る必要があります。

それが出来ていないのに、ただアクセルを早めに開けてもオーバーランするのが目に見えています。

このように「質問の仕方」で相手の返答内容が大部変わってきてしますので注意が必要です。

正しい「質問の仕方」としては、

 

昔のくんすけ
昔のくんすけ
昔まだ遅かった時に上達に有効だった、コーナリング中の意識って何かありますかー?

 

このように質問すれば、昔を思い出して適格なアドバイスが返ってくる可能性がグンと高まります。

  • 「質問の仕方」をしっかり考える
  • 「今の意識」ではなく、「昔の上達に有効だった意識」を聞いてみる

 

自分の段階に合ったアドバイスをしてもらう

これはとにかく、「自分の現段階の走り」を教えてもらう相手に見てもらうのが一番良いです。

口頭だと、現在相手が「何が出来ており、何が出来ていないのか」全く分からない状態で教えるコトになるため、自分のレベルに対してアドバイス内容が「かけ離れ」がちです

車でナビを使用するときだって、そもそも「現在地」が分からないと、「経路の案内」をすることが出来ないのと同じです。

実際に自分の走りを見てもらう

当たり前すぎますが、これが一番良いです。

エンデューロライダーは特にですが、「自分の走り」を見てもらう機会がメチャクチャ少ないです

自分で作り出さない限りほぼ皆無なので、自分で作り出す必要があります。

なので、

「ちょっと走りを見てもらいたいのですが、何処がダメか教えてもらえますか?」

などの声掛けが必須となります。

そして、相手にしっかり自分の走りを見てもらう機会を作り出します。

後ろから走ってもらう

これも結構有効です。

「自分より速い人」に後ろからついてきてもらうことにより、遅い箇所がテキメンに分かります

そして何故遅いのかを深堀してもらい、その内容を具体的に聞く。

また、その箇所を「速い人」に走ってもらい、自分の目で確認する。

私は今でも、師匠と練習して自分が「遅い」と思うところを探し、質問しています。

  • 実際に自分の走りをみてもらう
  • 後ろから走ってもらう

 

ライディングスクールはおススメ

上記で説明した「バイクの質問」3つの心得を効果的に実践できるのが、ライディングスクールです。

私のように「ベテランTOPライダーの師匠」に教えてもらえるチョーー恵まれた環境な人は少数派だと思うので、ライディングスクールには積極的に参加した方が良いと思います。

ですが、ライディングスクールを受ける時のポイントを外してしまうと、せっかくのお金を出して参加したのに、非常に残念な結果となってしまいます

私の残念な経験談

大人数参加でレベル分けされているライディングスクールに参加した時の経験です。

エンデューロ初級、中級、上級とあったので、謙虚に中級クラスに参加。

この選択が間違いでした。

いくら「中級クラス」といえど参加者のレベルはバラバラで、各々が自分で参加クラスを決めてます。

私は不本意にも、「自分だけ異様に速い状況」となってしまいました(笑)

なので内容的にも「上のレベル」に合わせるのではなく、「下のレベル」に合わせることになります。

全体で質問タイムがあっても、自分が知っている内容だったり出来る内容ばかりとなってしまいました…。

私の二の舞にならないためにも、しっかり「自分のレベル」を把握し、それに見合うコースを受講するようにしてください。

理想は、「自分が一番下手くそ」状態です。

周りの上手い人よりも目立つので、講師の方も積極的にアドバイスをくれると思います。

まぁ、多少の勇気と気合が必要ですが…(笑)

おススメスクール

 

ライダーA
ライダーA
質問の仕方は理解した。だけど、周りに速い知り合いが居ないし、スクール受けようとしてもどんなスクールを受ければよいかわからないんですけど…

 

という声が聞こえてきたので……、

 

ズバリ!!

 

私が受けた中で一番良かったスクールを紹介します!

 

それがコチラになります。

 

渡辺学さん率いるツイスターレーシング所属のIA2堀越選手のスクールです。

とても分かりやすく丁寧に教えてくれる上に、自分の足りないところを指摘してくれたのでリピート受講させていただきました。

しかも、教え方が上手なだけでなく、人柄もとても温厚で話しやすく、非常におススメです。

特に「速くなりたいエンデューロライダー」は基礎的な内容を教えてくれるので、是非検討してみてください

お問い合わせはTwitterより→https://twitter.com/Hide_taka35

おわりに

今回の内容をまとめると、

「バイクの質問」3つの心得
  1. 教えてくれる内容を掘り下げる
  2. 今意識しているコトに注意
  3. 自分の段階に合ったアドバイスをしてもらう

でした。

そして、①教えてくれる内容を掘り下げるは、

  • 分からないまま終わらせずに聞き直す
  • 実際に見せてもらう
  • 自分がやってみて合っているか見てもらう

➁今意識しているコトに注意は、

  • 「質問の仕方」に注意!
  • 「今の意識」ではなく、「昔の上達に有効だった意識」を聞いてみる

③自分の段階に合ったアドバイスをしてもらうは、

  • 実際に自分の走りをみてもらう
  • 後ろから走ってもらう

でした。

これらを実践すれば、あなたも「教わり上手」間違いなしです!!

この内容が少しでもエンデューロライダーの皆さんに参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。