くんすけ@練習の虫(@kunuke5_com)です。
私は過去にJNCCで、「FUN-C表彰圏外→2年後COMP-Bシリーズチャンピオン」という「超・急成長」をしました。
え!?!?そんなエグイ人いるの!?!?」と思った方へ、私の自己紹介はコチラ
皆さんはそろそろ私のSNSを見て、こんな疑問が沸いてくると思います。
以前の私は確かにそうでした。
たまに洗濯物を干したり食後の食器を洗っただけで、
と、外で「ドヤ顔」していた時期もありました…。
お恥ずかしい限りです(笑)
私は過去、バイクに「あまりにも」のめり込みすぎて「引退の危機」を迎えた経験があります。
簡単に言うと「離婚寸前」状態です。
当時の私はまるで、「今は部活に集中したいから恋人は作らない」モードに入っている中高生のような感じでした…。
社会人になってこの「モード」に入ってしまうパターンは少数派だと思いますが、男性で例を挙げるなら、女性慣れしていない既婚者が独身女性とデキてしまい……
これ以上は辞めておきます!(笑)
冗談はさておき、今回はバイクにのめり込み過ぎて「離婚寸前」までいってしまった私の過去の体験談、「家庭」と「レース活動」の両立を志したキッカケを書いていきます。
練習に明け暮れる日々
コトはさかのぼるコト4年前…。
ちょーどCOMP-Bクラスでシリーズチャンピオンになった年です。
この頃は冗談抜きで、バイクに「あまりにも」のめり込み過ぎて、バイク8割・家庭2割くらいの気持ちで生活していました。
そんな様子なので、家庭円満になるワケありません。
とにかく、暇さえあればバイクの練習をし、ネットで検索して動画を見まくるという「バイク中心」の生活を送っていました。
娘誕生後も…
娘が生まれた後、ヨメが育休中で家にずーーっと居る状態の時は、色々思うコトはあったと思いますがまだ状況的にはマシでした。
しかし、
ヨメが仕事に復帰してからも、私は平日は基礎練、週末はコース練というルーチンを変えることはありませんでした…。
我が家はフルタイム共働きな上、互いの両親に頻繁に頼れない状況なので、上手く家庭を回すにはお互いが協力していくのが不可欠です。
そのような状況に自分が置かれているにも関わらず、頭の中はバイクばっかり。
完全にヨメにとって、私が「お荷物」だったことは間違いありません。
最初はチクチク文句を言ってきてケンカになったりしていましたが、そのころになると会話が減っていき、逆にケンカが無くなっていました。
もはや呆れ果ててしまっていて、話す気力もなかったんだと思います。
根底にあった「住む場所問題」
しかし、のめり込んでいる自分には更に拍車が掛かかってしまう内容がありました。
「将来何処に住むのか問題」です。
結婚を機にヨメを「都会から田舎」に連れてきてしまったのもあり、親しい友人もいなければ、田舎特有の「車社会」に馴染めずにいました。
そのため、イライラしても私しか当たる人がおらず、結婚当初は毎月その内容でケンカになっていました。
ケンカの行き着く先は必ず、
「田舎はムリ。地元に帰りたい。」というフレーズ。
そんなやり取りを1年程続けたある日。
いつもの様にヨメが不機嫌になり、
この約束です。
この約束に相当苦しめられました…。
仮に都心の方に引っ越したら「転職」しなくてはならないし、今のようにレース活動できる保証はありません。
もしかしたらバイクすら乗れなくなる環境になってしまう可能性だってありました。
これにより、「速くなりたい」+「上を目指したい」だったのが更に、
「乗れる期間が限られている」が加わったため、更に周りが見えなくなりました。
この問題は田舎育ちの私にとっては死活問題であり、練習に取り組みながら毎日毎日悩み倒していていました…。
ヨメの地元は電車社会で、車は何処でも渋滞、高速道路は行きも帰りも鬼渋滞という場所。
私にとっては拷問のような立地です(笑)
しかしヨメにとってはその逆で、車社会がムリ。
ちょっと立地に不安な時は、少し遠くても自転車で出かけてました(これは今もです)。
結論的には色々と解決して、現在そのまま家を買うに至りました。
両立を志したキッカケ
そんな状況がしばらく続ていたある日。
師匠からの「家庭」に対するアドバイスがありました。
独身時代に師匠と出会った私は、師匠の家庭のような「レース活動を応援してくれる奥さん」に憧れて、結婚相手探しをしていました。
そしてヨメと出会い、「家族でレース行く」という夢をかなえるコトができました。
そんな憧れから入っているので、「家庭」に対するアドバイスを素直に聞かないわけありません。
師匠からのアドバイス
内容はしっかり覚えているワケではありませんが、大筋ではこんな感じでした。
自分でも周りが見えなくなっていた状態だったので、言われるまで「引退の危機」に片足突っ込んでいるとは思いもしませんでした…。
他にも色々な人の話を聞いていく中で、同じように熱中してしまって「離婚寸前」になったり、実際に「離婚」してしまったりした事実をチラホラ聞きました。
オフロードバイクには、子供から大人まで熱中させる「魔法」でも掛かっているのでしょうか…??
誠心誠意の謝罪
そしてすぐ、ヨメに謝罪。
ブチ切れられるコトを覚悟して、意を決して話にいきましたが、想像以上にアッサリしていて、スムーズに話が進みました。
男性は「尊敬している人」のいうコトしか聞かない傾向にあります。世の女性の方覚えておいてください(笑)。
その後
タイミング良いのか悪いのかは分かりませんが、普段基礎練していた河原が大規模工事になってしまい、長期にわたり「使用不可」となってしまいました。
強制的に練習の回数が減った上、家事・育児を「やらされてる」ではなくて「主体的に・積極的に」に取り組むようになりました。
娘は更に私になつくようになり、ヨメとの関係も修復し、家庭に平和が訪れました。
おわりに
今回は「家庭」と「レース活動」の両立を志したキッカケというコトで、私の残念な失敗談をご紹介させてもらいました。
私の場合はまだ関係修復するのに「時は既に遅し」状態ではなかったのでセーフでしたが、
としっかり伝えられました。
最初はただ「ムカつく!」という感情だとしても、段々「どうせ言っても無駄」となり会話が減っていき、「居ない方がマシ」となってしまったらもう最後です。
我が家のヨメは看護師で「お金を稼ぐ力」があるので、多職種よりも「離婚」という決断を取るにあたり、金銭面においてハードルが低い傾向にあります。
実際に今まで働いてきた何か所かの病院でも、シングルで子供を育てている方がチラホラいました。
私も「お荷物」になって処分されないよう、現状に「あぐら」をかかず、これからも継続して家庭にも全力であり続けようと思います。
この内容が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。