くんすけ@練習の虫(@kunuke5_com)です。
私は過去にJNCCで、「FUN-C表彰圏外→2年後COMP-Bシリーズチャンピオン」という「超・急成長」をしました。
え!?!?そんなエグイ人いるの!?!?」と思った方へ、私の自己紹介はコチラ
WEXをメインで活動している皆さん、レースで勝ちたいですか??
イキナリ上から目線になってしまい恐縮です。
まあ、カコの自分相手なんで許してやってください(笑)
現在ではJNCCをメインとしてレース活動してますが、FUNクラスに出始めた頃はWEXにもスポット参戦してました。
スポット参戦なのでシリーズチャンピオンにはなったことがありませんが、120分の全クラス(C・B・A)で優勝したことがあり、COMP-Bシリーズチャンピオンの年は総合2位をコース上でラップしてブッチギリの総合優勝を経験したことがあります。
そんな私が、「WEXの勝ち方」というテーマで、カコの自分の成長具合やレベルに照らし合わせながら、考え方、練習方法、取り組み内容などを紹介していきます!
この記事は以下の方に参考になります。
WEX 120分クラスのレベル
カコの私は、WEXは好きなコースしか参加していなかったので、「得意コース」または「成績が一番良いコース」というのを前提にし、私が全クラスで優勝したコースは、現在のホームコースである「X-PARK勝沼」なので、それを基にして紹介していきます!
WEX 120Cクラス
120分クラスに出てみよう!と思ったらまず出るクラスが120Cクラスだと思います。
WEXでは、各クラスの出場制限は基本的にはなく、誰でもエントリーさえすればどのクラスでも出場するコトが可能です。
しかし、まれに「え!あなたCクラスじゃないよね?」みたいな感じで、下のクラスなのに順位がメチャクチャ良いというパターンもあります。
優勝時のくんすけのレベル : FUN-Cクラスで入賞できるかどうか?
このちょっと先くらいのタイミングで、WEX爺ヶ岳に120Cクラスで参加したときは9位でした。
ただ、120Cクラスだけで100人以上の参加者がいたので、入賞デキて「少し浮かれていた」コトをここで告白します(笑)。
恐らくもっと参加者が多く、速い人も参加しているFUN-Cクラスであったら、入賞できない確率の方が高かったと思います。
当時の私は林道ライダー出身というコトでウッズやガレやヒルクライム、荒れた箇所の走破性はある程度のレベルでしたが、コーナリングが壊滅的に遅かったので、山要素が少なくコースの平均スピードが上がれば上がるほど順位が悪くなりました。
まさに、山要素が盛りだくさんの「X-PARK勝沼」と、FUNクラスやWEXであれば割とハイスピードな「爺ヶ岳」で顕著にその差が出たと思います。
120Bクラス
このクラスには、「去年優勝しちゃったし、一応上のクラスに出るか」というスタンスで翌年に出場しました。
優勝時のくんすけのレベル : FUN-Cクラスで入賞できるレベル
この年の中頃には師匠に教わるようになり、JNCC COMPクラスに転向するコトになったタイミングで、このレースは3月ごろです。
このレースで優勝した後に、JNCC ワイルドボア鈴蘭FUN-Cクラスで12位と惨敗しました…。今では得意コースに変わりましたが、当時はキャンバーの下りが壊滅的に下手くそでダメダメなレース展開でした。
この時までのFUN-Cの最高成績は7位でした。
ただコースによって成績は変わり、スタートで失敗して渋滞に巻き込まれてパッとしない成績に沈むパターンが多かったように思います。
120Aクラス
このクラスがWEXでは最高難易度で一番レベルが高いとされています。
また、私たちのような緑ゼッケンであるCOMP-AやFUN-Aのライダーが「ハンデ付き」で出場してくるのもこの120Aの特徴です。
現在では、後にJNCCのレースが控えている場合は出場禁止となりましたが、私がWEXに出場していた頃は「練習レース」みたいな感じで沢山の「緑ゼッケン」ライダーが出場していました。
優勝時のくんすけのレベル : COMP-Bで入賞できるレベル
この時のレースは120Aでは1位でしたが、恥ずかしながら120Bクラスの方に負けて総合2位でした…。
地元スペシャルだったり、とんでもなく速いライダーが紛れていなければ、COMP-Bで5位以内に入れる実力があれば総合優勝が見えてきます。また、COMP-Rで優勝経験者が総合優勝しているパターンも見たことがあります。
ちょっと思い出話
この衝撃具合は今でもよく覚えているのですが、
オフロード界の人気ユーチューバーである「戸〇メガネ」氏
が、COMP-BでJNCCに出場している時代にWEX勝沼に出場していました。
確かその時は自分も120Cで出場していたのですが、なんとなんと総合2位をラップしてブッチギリ総合優勝をしていました…。
この時はまだ知り合いではなく、私が一方的に知っている状態で、限りなく下の方から首が折れそうになるくらい上を見上げてやっと「見えるかな?」くらいの存在でした。
当時の私は、
そのとんでもない差を埋めて、同じX-PARK勝沼のCOMP-Aシングルとして一緒に走るコトがデキて、今では一緒にクロスカップでマーシャルをしています。
WEX 120分クラスで勝つためには?
週5回基礎練しろとは言いませんので安心してください!!!(笑)
項目としては以下の3つです。
オススメ取り組み内容
となっている皆さん(笑)に、
具体的に提案していきます!!
とにかく基礎練
「基礎練」がデキる環境にある人、また苦ではない人はとにかく「基礎練」をしてください。
コースでの走行前に30分程度やれば、その後の練習がかなり変わってきます。
基礎練の内容はカコに「ちょーぜつ詳しく」まとめた記事があるのでコチラを参考にしてください。
エンデューロライダーに贈る「速くなる」基礎練の極意シリーズ まとめ
長く走る練習
例えば、皆さんこんな心当たりはありませんか?
と、練習時間の何倍もの休憩時間をとってしまうパターン。
もちろん私も休憩してだべっているのはとても好きだし、何なら醍醐味みたいな感じもあります。
しかし、「ちょろっと走って休憩…ちょろっと走って休憩…」という繰り返しの練習では、残念ながら120分走り切る「体力」はいつまでたってもつきません。
超絶全力で攻めて走って休憩…みたいなタバタ式トレーニングのような練習なら短時間でもOKだと思いますが…、私でもやりたくありません(笑)。
1人で練習なら30分~1時間程度。何人かで走るなら時間を決めてレース形式などとった、「なるべく止まらずに長く走る」という練習方法をオススメします。
コレも過去記事を参考にしてください。
筋トレ
私はCOMPクラスに出始めてから筋トレするようになりましたが、コレも余裕があるならやっておいて損はありません。
色々とやって試してきた中でのオススメとしては、「体幹トレーニング」です。
どのスポーツでも「体幹を鍛える」コトは有効で、私たちがやっている「オフロードバイク」も例外ではありません。
私は家にトレーニングマシンを設置して「懸垂」をしており、今でもずーーっと継続しています。
元々筋トレがキライだったので「追い込む」という程やりませんでしたが、「体幹トレーニング」は色々な種類があるので、調べて挑戦してみてください!
ココで1つ皆さんにお伝えしたいのは「運動する日を増やす」という考え方。
例えば週1バイクに乗るだけの場合は一か月で4回なので、「運動する日」は30日あるなかで4日のみ。他の26日は運動しないというコトになります。
コレは発想の転換ですが、せっかくガンバってレースに出ているのに「ちょっともったいなく」感じはしませんか?
例えば週1の練習に、週2日の筋トレを増やせば一か月で8回「運動する日」が増えて合計12回となります。週3日なら合計16日で、月の半分は「運動する日」にすることが可能となります。
これはやっている人が少ない分、ちょっと増やすだけで簡単に周りと差別化するコトがデキます。
タイヤ選び
WEXの場合はタイヤ規制が厳しくないので、私がオススメするとした前後ともに「ブリヂストン BATTLECROSS X20」の一択です。
X20の良さはコチラの記事にまとめてあります。
【実体験】JNCC&WEXでタイヤ選択を「X20」にすべき3つの理由
仮に私がWEXに出場するとしても、絶対にこのタイヤを履くほど超絶オススメです。
ドライでもマディでもグリップバツグンで、荒れた路面やガレ場でもしっかりトラクションしてくれます。
コース下見
予定が許すなら、前日にしっかりコース下見をしましょう。
コース下見で見るポイントはこの記事を参考にしてください。
【AA師匠直伝!】JNCC&WEX コース下見はココを見ろ!5つのキーポイント
もしかしたら、
と思っている方がいるかもしれないので説明すると、確かに120分もあれば後半くらいには大体走るラインが定まり、コースも覚えてきます。
しかし「コースを覚える前」が結構重要で、下見をしないで1周目から攻めた走りをすると、追い抜こうとしたラインに切り株があって転倒したり、行ってはいけないラインに行ってドはまりしてレース終了になったりと、「予想外の転倒や失敗」を未然に防ぐことが可能です。
更に1周目からしっかり攻めるコトも可能となり、これらのメリットは非常に大きいです。
また、トップライダーが講師として行われる「実践セクションスクール」の参加も非常にオススメなので、少しでも順位を上げたい方は是非参加してみてください!
実力を最大限引き出す方法
一番大切なサスセッティング
どれだけ実力があるライダーでも「マシンセッティング」がしっかり決まっていないと、その実力を発揮するコトができません。
その中でも特に大事なのがサスセッティングです。
自分にあったサスセッティングを出せるようになると、現状の実力が変わらないにも関わらず「ケガ防止&疲労軽減&スピードアップ」を実現するコトが可能です。
\ 「速くなる」を実現!/
体力不足の救世主サプリ
普段運動せずにたまに練習するくらいのライダーにとって、120分走り続けるというのはかなりハードルが高いです。
特に後半にはカラダの踏ん張りがきかずにフラフラ。
転倒を繰り返して、バイクを起こすたびに更に体力を持っていかれる負のループ…。
そんな問題を解決に導く「チート級アイテム」が実はあります!私も常用しており、もはやマストアイテムとなっております。
\ スタミナアップの救世主/
おわりに
今回はエンデューロレース WEXの勝ち方というコトで、カコに総合優勝を経験した私が「WEX120分クラスのレベル」や「勝つために何をしたらよいか」を紹介しました。
勝つために紹介した内容としては以下の通り。
また「実力を最大限引き出す方法」として、「サスセッティング」と「体力不足の救世主サプリ」というコトで、有料記事を紹介しました。
この内容が少しでもWEXに出場するライダーの皆さんに参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。